RITSUKO聖夜




母の容態が良くなくいつどうなるかわからないと覚悟してから1ヶ月たった


母と私は友だちのように生きて暮らしてきたから私だけが笑ってケーキを食べたりしてると母はずるいなあと思ってるにちがいない


もうすぐ死ぬのも自分だけで娘の方はいつも通り生きていくのか
なんてつまらない
とおもったりしてくれるといい


万が一優しい気持ちでこちらの幸せを願ったり想われたりしてたらどうしたものか


真意はどちらかと
意識も反応も見せないボケた母の魂をのぞくのが怖くて
もう病院の見舞いには行かないと断言したとき


タノムカラアイニイッテイキテルウチニアッテキテ


というお節介メールがきた





逆の立場だったら


いいよ いかなくて
と肯定して理解したつもりになるだろう

だが
タノムカラ


ひりひりする気持ち

わたしになりかわって転んだ傷を痛がってる
そのヒリヒリだ









ともだちのなかの上級だな


いつか私も特別なお節介を返したいと思ってる




















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コメント: 1
  • #1

    RITSUKO (木曜日, 24 12月 2015 23:19)

    ひとさまの誕生日だってのに 私が プレゼント もらっちゃった。